SK煙台の圧力容器は、中国国内において圧力容器およびボイラーの専門メーカとして発展をしてきた「駿鵬石化有限公司」と業務提携をし、日本及び第三国へ輸出できる製品を製造・輸出しております。
日本をはじめとする各国において問題なく使用できる製品にするために、日本向け圧力容器の設計実績のある設計院(日本でいう設計事務所)や第三者検査機関の活用により、日本ボイラー協会などの検査をスムーズにクリアできるようサポートさせていただきます。
駿鵬の技術力
駿鵬は2010年2月に資本金5,100万元(約10億円)にて設立をいたしました。敷地面積20,000㎡、従業員約100名で、中国最大規模の石油会社である中国石油天然気集団をメイン顧客とし、ボイラと圧力容器の製造を手掛けております。
SK煙台の品質管理力
SK煙台の品質管理部は、日本:SKテックの品質保証部との密接な関係により、日本品質をお客様へご提供するよう努めております。
SK煙台の開設当時から3年近くは日本SKテック社員を駐在員と派遣し細かな指導を行ってきており、最近は中国スタッフの成長に伴い出張ベースで継続的指導を行っております。(SK煙台は日本向け製品をメインとして製作しておりますので、日本SKテックの品証部員は1~2か月に1回は煙台に来ております。)
また、頻繁に煙台の品管部員が日本研修へ行き、数多くの日本製品を見させることでレベルの向上を図っております。
お客様のご要望に応じては、日本SKテックの品質保証部による検査対応もしております。
SKの指定外国検査機関制度のサポート力
SKテックグループでは、日本のお客様がボイラー及び圧力容器の検査がスムーズにいくよう、中国サイドと日本サイドの両国において全面的にサポートいたします。特に中国サイドにおいては、設計院や第三者検査機関との煩わしいやり取りをSK煙台が請け負うことで、お客様のご負担を軽減いたします。
指定外国検査機関による検査制度って?
外国で製造され日本に輸入されるボイラーや圧力容器は、厚生労働省がした海外の第三者検査機関によって作成された試験成績書に基づいて、都道府県労働局の使用検査を簡易的な検査(主に書類検査)にて行う制度です。
あくまでも合否は日本国内で行う検査当局の検査によるもので、指定外国検査機関が必ずしも合格を保証するものではありませんが、指定外国検査機関が作成した検査などのデータが適正であると確認された場合は、日本国内でのスムーズに手続きが行えるという輸入者にとってのメリットがあります。
指定外国検査機関制度については下記「日本ボイラー協会ホームページ」をご参考ください。